2008年03月18日

友情

最近、ちょっと考えさせられる出来事がありました。
それは友人のことです。

友人と言っても、彼女(仮にAさんと呼びます)とはつい2年ほど前に知り合ったばかりの仲です。


実は、私はAさんのことを深く考えたことはありませんでした。
私にとってのAさんは、いてもいなくても不快でない存在…いなくても困らないけど、いても邪魔にならない存在でした。

そして私はAさんに対して、控えめで思慮深い女性…というような、どちらかといえば好印象を持っていました。


私の中のAさんの占める割合はあまりに小さかったので、私はAさんの良いところ、悪いところを含め彼女について誰かに話したりする機会はありませんでした。
話す必要がなかったとも言えます。


ところがある日、私がAさんについて強い印象を持つことになる事件が起きました。

事件というほど大袈裟なことではないのですが、Aさんを除くグループ内の何人かが集まった席で、その中の一人(仮にBさん)が「Aさんからグループ全員の各人に対する辛らつな悪口を聞かされてうんざりした」という内容の話をしました。


私はそれを聞いてもあまり実感が湧かず、自分まで悪口を言われたことに対しても怒りの感情は起こりませんでしたが、それでもやはりがっかりはしました。
(もちろん、Bさんが作り話をした可能性がないわけではありません。)


この件で私が考えたことは、「なぜ、Aさんは周りのすべての人のことを悪く言ったのだろう」「なぜ、それをBさんにだけ話したんだろう」ということです。

また、「Bさんがこうして複数の前で告白することをAさんは想定しなかったのだろうか」とも考えました。


これは私の仮説ですが、AさんはBさんによく思われたかった…自分を特別な対象として認めて欲しかったのではなかったでしょうか。

でも、その行為は結果的にはBさんの心を自分から遠ざけることになってしまいました。
たぶん、Aさんがもう一歩置いてBさんに接していればこんなことにはならなかったでしょう。



このことを通して、友人であれ仕事であれ、人と接する時の距離というものを改めて考えさせられました。
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