2008年02月19日

マニュアルってナンだろう

「マニュアルって何だろう?」

先日、カウンセリングの勉強会の中でそんなことが話題にのぼりました。

Wikipediaの冒頭には、

“マニュアルないし手引書(てびきしょ)は、ある条件に対応する方法を知らない者(初心者)に対して、その対応方法を示し教えるための書物である。

人間の行動や方法論を解説したものとしては、社会や組織といった集団における規則(ルールなど)を文章などで示したもので、一般に箇条書きなどの形でまとめられ、状況に応じてどのようにすべきかを示してある。”


と書いてあります。


もし「あなたはマニュアルが好きですか?」と訊かれたら、私は八割方「好きです」と答えると思います。
理由は、「自分で考えずに済んで楽」「他人に迷惑をかけずに済むから」などでしょうか。

家電製品やパソコン、携帯電話などならマニュアル(取扱説明書)通りに操作すれば、まず間違いありません。
その上、なかなか繋がらないメーカーのお客さま窓口に電話してイライラせずに済みます。

ところが、人の心はマニュアル通りにはいきません。
時には、いわゆる「ありえない」心の動きを他人にぶつけてくる人もいます。


「几帳面な上司には、こんなふうに接しましょう」
「仕切り屋の同僚には、こんなふうに接しましょう」
「おとなしい部下には、こんなふうに接しましょう」

このようなマニュアル本が実際に本屋に平積みされて売られているかもしれません。
気に入った内容であれば、購入して読むのもよいことでしょう。
読んで共感したうえで、それを実践することも悪いことではないでしょう。


でも、人と接する時に一番大切なことは、果たしてマニュアル通りに行動することでしょうか。
一番大切なのは、まず自分の意識を相手に向け、相手の心を受けとめようとする姿勢ではないかと
考えます。


そのような心がけが身について普段から行動できるようになった時、あなたにとって人の接し方「マニュアル」は
必要なくなっていることでしょう
counsellor_blog at 15:48 │日記・コラム・つぶやき