2007年10月25日

絵本を読んで思ったこと

最近、ボランティアを始めて絵本を読む機会がふえました。
子供達に本を読む楽しみを知って欲しいと思い、読み聞かせをしているのです。
今の絵本は、量、質と共に、私が子どもの頃とは比べものにならないほど豊富ですね。


先日、選んだ絵本の中にも深く感銘を受けるものがありました。
ゆっくり、声に出して読んでも7、8分程度の長さです。

その短い文章の中に、人間として何を大切にするかというテーマが、しみじみと、押し付けることのない語り口で描かれているのです。


話の内容は主人公が最終的には犠牲になる話なのですが、自己犠牲を尊ぶというより、人間の真の強さは何なのかということが主題として伝わる内容です。



大人になると、毎日が忙しく、がんばらないとやっていけません。
自分を守ることに精一杯で、他人を思いやる余裕なんてありません。

しかし、余裕がないなんて理由をつけて相手の痛みに気づかないふりをしていると、いつの間にか本当に気づかなくなります。
さらに自分が相手を傷つけてもわからなくなってしまいます。


時々立ち止まって、少なくとも自分の弱さから相手を攻撃してはいないかとふりかえる余裕だけは残しておきたいと思います。


絵本を読んで、子供達にも「人間の真の強さ」が伝わればいいなと思います。
そして、その子供達が大人になった時、たまに思い出してもらえたら、もう言うことありません。

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