2006年09月26日

気持ちを受けとめる

ある日の午後。
遅めのお昼を食べていると、後ろの席に親子が座りました。
親子といっても、お母さんは80歳くらい、娘さんは50代半ばという歳でしょうか。

2人の会話を聞くでもなしに聞いていると、どうやら待ち合わせがうまくいかなかったようで、そのことをずっと話していました。

娘「どこか迷って、骨でも折っているのかと思った」
母「私だって、汗びっしょりになって探していたのよ」

娘「いつ来るか分からないから、喉が渇いたのに何も飲むこともできなった」
母「私だって、トイレ行きたかったけど、我慢して待っていたのよ」

こんな会話が、途切れ途切れに続いていました。
この状態いつまで続くのかなぁと思っていたら、親子の方が席を先に立ってしまい、いつまで続いたのかは分からずじまいです。

でも、この会話は、きっと終わりはなく、どちらかが面倒になった時に終わる気がしました。

この会話、どこか落ち着きが悪い気がしませんか?

この会話は、お互いがお互いの主張をしているだけですよね。
もし、どちらかが相手の苦労、心配していた気持ちを受けとめてあげる言葉を伝えていたら、会話の流れは変わるのではないでしょうか。


例えば・・・
娘「どこか迷って、骨でも折っているのかと思った」
母「私だって、汗びっしょりになって探していたのよ」
娘「そうだったのね。それは大変だったし、心配かけちゃったね」
母「いやいや、私もじっとしていればよかったのかもしれないね」
など・・・

お互いが自分の気持ちを主張するだけで精一杯になっていると、いつまでたっても、話をした気持ちがしないものです。
結果、なんとなく疲れてしまったり・・・

人は、自分の気持ちを受けとめてほしいものです。
ならば、まずは自分から相手の気持ちを受けとめてあげて、そして自分の気持ちを投げかけてみてください。
きっと、相手も素直にこちらの言い分を聞いてくれると思いますよ。
counsellor_blog at 16:00